度する(読み)ドスル

デジタル大辞泉 「度する」の意味・読み・例文・類語

ど・する【度する】

[動サ変][文]ど・す[サ変]
道理を言い聞かせて理解させる。納得させる。→度し難い
仏が悟りの境地に導く。済度する。
菩薩だうじゃうじ給はん時に先づ我を―・し給へ」〈今昔・一・六〉
官府出家許可を与える。官府から僧尼として認める度牒を与える。
「勅あって宮中及び山階やましな寺にして一千の僧を―・す」〈性霊集・一〇〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android