〔十二郎を祭る文〕吾(われ)上に三兄
りしも、皆不幸にして早世せり。先人の後を承(う)くる
は、孫に在りては惟だ汝(なんぢ)、子に在りては惟だ吾のみ。兩世一身、形單に影隻なり。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...