デジタル大辞泉 「木屋町通り」の意味・読み・例文・類語 きやまち‐どおり〔‐どほり〕【木屋町通り】 京都市街地を南北に走る道路の呼び名。北の二条通りから南の七条通りに至る、高瀬川東岸に沿った通り。全長約2.8キロ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本歴史地名大系 「木屋町通り」の解説 木屋町通きやまちどおり 京都市:中京区木屋町通慶長一六年(一六一一)から一八年にかけての高瀬(たかせ)川開削に伴い、その東岸に開かれた南北の通り。現中・下京区を貫通。宝暦一二年(一七六二)刊「京町鑑」には「北二条通より南五条迄」と記す。「坊目誌」は開通の年次を「四条以北は慶長十六年、四条一町以南は寛文十年に開通す」とする。「京雀」には二条下ルより四条までの町名しかみえないが、「京雀跡追」には、町名は「京雀」同様ながら続けて、「此南四条中島にて行あたり、其小ばしを西へわたり、川はたに付下りけれは、上のことく川すぢにこり木町つゞきてあるなり、これ五条まつはらにて行あたる」とみえ、四条以南の高瀬川西岸に後の西木屋町通の開通が知られる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報