森謙治(読み)モリ ケンジ

20世紀日本人名事典 「森謙治」の解説

森 謙治
モリ ケンジ

明治〜昭和期の開拓者 湯江村(長崎県)村議



生年
安政5年7月13日(1858年)

没年
昭和7(1932)年4月15日

旧姓(旧名)
宇土 謙治

学歴〔年〕
慶応義塾卒

経歴
長崎県湯江村(有明町)で酒造業を営み、村議を務める。明治27年から私財を投じて開墾干拓に尽くした。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「森謙治」の解説

森謙治(2) もり-けんじ

1935- 昭和後期-平成時代の有機化学者。
昭和10年3月21日朝鮮京城生まれ。昭和53年東大教授となる。平成7年東京理大教授。昆虫フェロモンなどさまざまな生物活性物質を合成,その立体構造と働きとの関係をあきらかにした。昭和56年松井正直(まさなお)との共同研究で学士院賞。平成4年日本農学賞,8年国際化学生態学会最高賞,10年藤原賞。東大卒。

森謙治(1) もり-けんじ

1858-1932 明治-昭和時代前期の開拓者。
安政5年7月13日生まれ。長崎県湯江村(有明町)で酒造業をいとなみ,村会議員をつとめる。明治27年から農地拡張による農民生活の向上をはかり,私財を投じて開墾や干拓につくした。この地は現在,森岡とよばれている。昭和7年4月15日死去。75歳。慶応義塾卒。本姓は宇土。号は湍水

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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