決着(読み)ケッチャク

精選版 日本国語大辞典 「決着」の意味・読み・例文・類語

けっ‐ちゃく【決着】

  1. ( 古くは「けつぢゃく」 )
  2. ( ━する ) きまりがつくこと。物事がきまること。また、物事をきめること。落着。結着
    1. [初出の実例]「クジヲ qetgiacu(ケツヂャク) スル」(出典日葡辞書(1603‐04))
    2. 「破れるとも遂げるとも、〈略〉この決着をみなければならない」(出典:野の花(1901)〈田山花袋〉四)
  3. ( 形動 ) 最後のさま。ぎりぎり。
    1. [初出の実例]「お得意先の事でござりますゆゑ、実に決着(ケッチャク)な直段でござりまするから」(出典:歌舞伎・音駒山守達源氏(大仏供養)(1873)序幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む