熱水溶液(読み)ネッスイヨウエキ(その他表記)hydrothermal solution

最新 地学事典 「熱水溶液」の解説

ねっすいようえき
熱水溶液

hydrothermal solution

地殻内を流動する水を主成分とする高温の溶液。単に熱水とも。活動中の地熱系では地熱水と呼ぶ。さまざまな成分を溶解していて,鉱床生成過程で重要な役割を果たす。熱水鉱床産の鉱物の流体包有物,地熱水,安定同位体の研究から熱水の性質について多くの知見蓄積。熱水の温度は50~800℃,流体圧は0.1MPaから100MPa以上まで,溶存成分はNa・K・Ca・Clを主とし全重量濃度3%程度から50%を超えるものまである。熱水の起原は1)地表水,2)海水,3)マグマから分離した水,4)変成作用で発生した水,5)地表水や海水が地下深部で岩石と十分反応した水など。熱水溶液の多くは異なる起原の水が混合したもの。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...

春分の用語解説を読む