( 1 )食膳に供される野菜類や魚介類などの副食物を示す「な」に、美称の接頭辞「ま」が付いた語で、平安時代には用いられていたと考えられる。中世女房たちの間では、さらに「お」が付された「おまな」が用いられた。
( 2 )中世後期から近世にかけては、食膳に供される鮎(あゆ)や鰯(いわし)などを「まな」とする用例が見られ、生きた魚とは呼び分けられていたと思われる。
( 3 )近世には「まな」の意味領域に「さかな」が入ってきて、勢力を増し、現在では「まな」は使われなくなった。
1 イソオウギガニ科のカニ。浅海にすみ、甲は丸みのある四角形で、甲幅13センチくらい。全体に黄褐色。甲の縁と脚に太いとげが多数ある。本州中部以南に産し、食用。2 ズワイガニの別名。鳥取・島根地方でいう...