結晶化度(読み)ケッショウカド

関連語 牟田

最新 地学事典 「結晶化度」の解説

けっしょうかど
結晶化度

crystallinity

均質な化学組成をもつ物質で,非晶質結晶質が混在している場合,試料全体に対する結晶質の割合結晶化度という。結晶度とも。また,結晶質においても,粘土鉱物のように,構造の乱れなどの結晶性の程度によってX線回折幅の広がりが変化する場合にも結晶化度と呼ばれ,X線回折幅の広がりを用いて定性的鉱物の結晶性の程度を表す。

執筆者:

参照項目:X線回折幅の広がり
参照項目:結晶度

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

化学辞典 第2版 「結晶化度」の解説

結晶化度
ケツショウカド
degree of crystallinity

結晶物質における結晶部分の全体に対する割合をいう.結晶化度を求める場合,重量分率をもとにした重量分率結晶化度と,体積をもとにした体積分率結晶化度とがある.結晶化度の測定法には,
(1)結晶部分と非晶部分の両密度から求める方法(密度法),
(2)融解熱の測定による方法,
(3)X線回折像の強度分布を,非晶部分による回折と結晶部分による回折に分離して求める方法(X線法),
(4)赤外吸収スペクトルの結晶性バンドの強度から求める方法(赤外線法),
などがある.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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