デジタル大辞泉
「自鳴鐘」の意味・読み・例文・類語
とけい【自鳴鐘】
俳句雑誌。昭和12年(1937)、横山白虹が北九州で創刊。戦争中の用紙統制により休刊したが、昭和23年(1948)に復刊。復刊時のタイトルは「じめいしょう」と読む。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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じめい‐しょう【自鳴鐘】
- 〘 名詞 〙 一二世紀末頃、日時計や砂時計などにかわって発明された歯車仕組みの時計の称。機械仕掛けで鐘が鳴り時刻を知らせたもの。日本には天文(一五三二‐五五)頃に伝来したといわれる。自点鐘。〔書言字考節用集(1717)〕
- [初出の実例]「慶長の初、紅毛人自鳴鐘を始て持渡りしとき」(出典:随筆・善庵随筆(1850)一)
- [その他の文献]〔蓬窻続録〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の自鳴鐘の言及
【時計】より
… 日本に初めて機械時計が渡来したのは,1551年(天文20),スペインの宣教師ザビエルによって大内義隆に献上されたのが最初とされている。時打ち装置をもつこの時代の時計は自鳴鐘と呼ばれた。時辰儀,土圭なども時計の古い呼名である。…
【和時計】より
…浮世絵などと同様に,これらの時計の価値を最初に認め収集につとめたのは残念ながら外国人であった。〈和時計〉の呼名は柳宗悦らの民芸運動から生まれたものといわれ,江戸時代には〈自鳴鐘〉が時打ち時計に用いられた。 17~18世紀のヨーロッパでは,時計の精度を決定する最重要な部分である脱進機と調速機の発明改良が盛んに行われ,時計の正確さが著しく向上した。…
※「自鳴鐘」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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