藤原顕仲(読み)ふじわらの あきなか

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原顕仲」の解説

藤原顕仲 ふじわらの-あきなか

1059-1129 平安時代後期の官吏,歌人
康平2年生まれ。藤原資仲(すけなか)の子。陸奥守(むつのかみ)藤原基家養子。従四位下,左兵衛佐(すけ)となる。「堀河院御時百首和歌」の作者のひとりで,「金葉和歌集」以下の勅撰集に18首。「金葉和歌集」への不満から「良玉集」を私撰したが,現存しない。大治(だいじ)4年1月3日死去。71歳。通称は佐顕仲,勝間田兵衛佐など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android