計画的民主主義(読み)けいかくてきみんしゅしゅぎ(その他表記)planned democracy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「計画的民主主義」の意味・わかりやすい解説

計画的民主主義
けいかくてきみんしゅしゅぎ
planned democracy

ロシア革命ファシズム登場とで危機に直面した西欧社会を擁護するためになされた主張。 H.ラスキによれば,西欧が立直るためには,自由放任の利潤獲得社会から,社会的消費のために計画的生産を行う社会へと脱皮しなければならない。この計画的社会においては計画的民主主義が行われることになる。すなわちそこでは新しい自由が生れ,人は自己創意によって人権伸長をはかりうる機会を無限に与えられる,というのである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む