賀の歌(読み)ガノウタ

関連語 出典 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「賀の歌」の意味・読み・例文・類語

が【賀】 の 歌(うた)

  1. 和歌分類の一つ。特に歌集の部立ての一つ。祝賀の歌の巻。賀の祝いに際して、長寿を寿(ことほ)いで詠んだ歌。産養(うぶやしない)大嘗会悠紀主基の歌、祝いの題詠歌などを収める。古今集にこの部立てが設けられてからは、以後の勅撰集も多くこれにならった。賀歌(がか)
    1. [初出の実例]「賀哥」(出典:古今和歌集(905‐914))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む