黄酒(読み)ホワンチュー(その他表記)(中国)

精選版 日本国語大辞典 「黄酒」の意味・読み・例文・類語

ホワン‐チュー【黄酒】

  1. 〘 名詞 〙 ( 中国語から ) もちあわで醸造した酒。淡褐色酸味苦味がある。

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飲み物がわかる辞典 「黄酒」の解説

ホワンチュウ【黄酒 (中国)】


中国酒で、穀類を原料とし、麹を用いてつくる醸造酒の総称。主原料にもち米を用いるものが多いが、地域によってきびうるち米を用いるものもある。代表的なものとして紹興酒がある。また長期熟成したものを老酒(ラオチュウ)という。アルコール度数は15~20度前後。◇「おうしゅ」ともいう。⇒白酒

おうしゅ【黄酒】


ホワンチュウ。⇒ホワンチュウ

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普及版 字通 「黄酒」の読み・字形・画数・意味

【黄酒】こうしゆ

糯粟酒。

字通「黄」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の黄酒の言及

【中国酒】より

…ただ,在来の大麴白酒にくらべると,香味ともに単純化のうらみがある。
[分類,種類]
 中国酒の分類は文献によってさまざまであるが,ここでは黒竜江商学院ほか編著の1979年版《中国酒》にしたがって,白酒,黄酒,啤酒,ブドウ酒,果酒,配製酒・薬酒に分けて概観する。ちなみに,中国軽工業省は1953年,63年,79年の3回,全国評酒会議を開いて全国の酒を品評し,現在では〈全国名酒〉に18銘柄,それにつづく〈全国優質酒〉に47銘柄が認定されている。…

※「黄酒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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