や【屋・家・舎】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙① いえ。家屋。住居としての建造物や、これに準ずるものとして、家畜を飼ったり物を貯蔵したりするための建造物などをも含めていう…
や【屋/家】
- デジタル大辞泉
- [名]1 住むための建物。家屋。いえ。「我が―」「一軒―」2 屋根。「声高になのたまひそ。―の上にをる人どもの聞くに、いとまさなし」〈竹取〉[接…
おく【屋】[漢字項目]
- デジタル大辞泉
- [音]オク(ヲク)(呉)(漢) [訓]や[学習漢字]3年〈オク〉1 住まい。いえ。「屋外・屋内/家屋・社屋・書屋・廃屋・茅屋ぼうおく・陋屋ろ…
屋ふなや
- 日本歴史地名大系
- 京都府:相楽郡加茂町里村屋賀茂庄の木津(きづ)川の津としてできた集落で、対岸の瓶原(みかのはら)郷河原への渡船場でもあった。近世には里(さ…
おく(ヲク)【屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① いえ。家屋。建物。や。[初出の実例]「富は屋(ヲク)を潤し、徳は身を潤すといへども、富ほど損なるものなし」(出典:滑稽本・古朽木(17…
ラオ‐や【ラオ屋】
- デジタル大辞泉
- ⇒ラウ屋
なごや【名護屋】
- デジタル大辞泉
- 佐賀県唐津市の地名。壱岐いき水道に面し、豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に本拠とした名護屋城跡ならびに陣跡がある。
や‐ぜい【屋税/家税】
- デジタル大辞泉
- 家屋税または家賃のこと。
しゅうりや〔シウリや〕【修理屋】
- デジタル大辞泉
- 《原題The Fixer》マラマッドの小説。1967年刊。帝政時代末期のロシアを舞台とする歴史小説で、全米図書賞を受賞。
ぬり‐や【塗(り)屋/塗(り)家】
- デジタル大辞泉
- 外壁を土・モルタル・漆喰しっくいなどで厚く塗った建物。
よにげ‐や【夜逃げ屋】
- デジタル大辞泉
- 俗に、夜逃げを斡旋する業者のこと。借金・暴力団・ストーカー・DVから避難するなどの理由で利用される。
てれ‐や【照れ屋】
- デジタル大辞泉
- すぐ照れる性分の人。照れ性の人。はにかみ屋。[類語]はにかみ屋・恥ずかしがり屋
ほ‐や【穂屋】
- デジタル大辞泉
- ススキの穂で屋根を葺いた家。「尾花ふく―のめぐりの一村にしばしさとある秋のみさ山」〈玉葉集・雑一〉
まつしま‐や【松島屋】
- デジタル大辞泉
- 歌舞伎俳優の屋号。7世以後の片岡仁左衛門、およびその一門が用いる。
まつり‐や【祭り屋】
- デジタル大辞泉
- 神・祖先の霊をまつるための建物。廟びょう。「蘇我大臣蝦夷、己が祖の―を葛城の高宮に立てて」〈皇極紀〉
曲屋【まがりや】
- 百科事典マイペディア
- 民家の一形式。岩手県の旧南部藩地域特有の形式で,L字形の平面をもち,突き出た部分は馬屋になっていて,馬の管理がしやすいよう機能的配慮がなされ…
吉田屋【よしだや】
- 百科事典マイペディア
- 歌舞伎劇《廓(くるわ)文章》の通称。近松門左衛門作,1712年初演の浄瑠璃《夕霧阿波鳴渡(なると)》の一場面を後世改作したもの。藤屋の若旦那伊左衛…
ぼうじまや【房島屋】
- [日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション
- 岐阜の日本酒。酒名は、蔵元の屋号に由来。純米大吟醸酒、純米吟醸酒、純米酒がある。原料米は五百万石、山田錦など。仕込み水は揖斐川の伏流水。蔵…
あずち‐や〔あづち‐〕【×垜屋】
- デジタル大辞泉
- 風雨などを防ぐため、垜の上を覆った仮の小屋。
あこや【阿古屋】
- デジタル大辞泉
- 愛知県半田市付近、知多半島の東海岸の古地名。山形市郊外の千歳ちとせ山の古称。山上の松が有名であった。
あこや【阿古屋】[人名]
- デジタル大辞泉
- 平景清たいらのかげきよの愛人。京都五条坂の遊女で、近松門左衛門作「出世景清」や文耕堂・長谷川千四合作「壇浦兜軍記だんのうらかぶとぐんき」な…
わるくち‐や【悪口屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「わるぐちや」とも ) よく人の悪口を言う人。悪口言い。悪口者。[初出の実例]「墓に入ってやっと息がつかれたろうと、悪口屋が申候」(…
さって‐や【幸手屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 江戸時代、江戸日本橋小伝馬町で正保(一六四四‐四八)頃から虱(しらみ)の駆除薬を売り出した薬屋。また、その薬。[初出の実例]「いやだ虱がうつらあ…
ぬいはく‐や(ぬひハク‥)【縫箔屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 縫箔を業とする家。また、その人。[初出の実例]「柳の馬場の縫箔(ヌイハク)屋のおさつ」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)三)
ぬか‐や【糠屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 糠を売る店。また、その人。[初出の実例]「木陰の袖口 越前にちりちりの糠屋(ヌカや)」(出典:浮世草子・本朝二十不孝(1686)四)② 籾糠…
ぬり‐や【塗屋・塗家】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 塗家造りの家。ぬりいえ。〔運歩色葉(1548)〕[初出の実例]「九間四方のぬり屋一つ造り、戸口を都合一つあけたり」(出典:咄本・醒睡笑…
ならび‐や【並屋・並家】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 並んで建っている家屋。
たね‐や【種屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① =たねものや(種物屋)[初出の実例]「雑貨屋は、種子(タネ)屋と煙草屋とを兼ねていた」(出典:影の車(1961)〈松本清張〉七)② 種付け…
たび‐や【旅屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 旅行者を泊める家。旅宿。宿泊所。[初出の実例]「都を出でて、近江国甲賀の駅屋(タヒヤ)に著く」(出典:源平盛衰記(14C前)二七)
ようしょく‐や(ヤウショク‥)【洋食屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ようしょくてん(洋食店)[初出の実例]「一層此れは洋食屋を始めたら宜らうと思ふ」(出典:落語・素人洋食(1891)〈三代目三遊亭円遊…
こども‐や【子供屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 江戸時代、陰間(かげま)を抱えて男色を売らせた家。陰間茶屋。子供茶屋。子供宿。野郎屋。[初出の実例]「揚屋子ども屋手形借しれたる買…
こね‐や【捏屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 なにかと理屈をつけて文句を言う人。かならずなにか一言文句をつける人。
こめ‐や【米屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 米を売る店。また、それを職業とする人。[初出の実例]「一でうもどりばし、こめやがやどにて候」(出典:御伽草子・浄瑠璃十二段草子(室…
こり‐や【凝屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 物事に熱中する性質の人。凝り性の人。また、とことんまで工夫を凝らさなければ気がすまない人。[初出の実例]「何よりも熱心で凝り屋なた…
しも‐どいや(‥どひや)【下問屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 江戸時代、大坂にあって、西国・北国地方を相手に米穀の取引をした小規模の問屋。⇔上問屋。[初出の実例]「なにはの浦は日本第一の大湊に…
てら‐や【寺屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① =てらこや(寺子屋)[ 一 ][初出の実例]「見ればここにもてらやのやうに、七夕様が祭てあるな」(出典:浄瑠璃・妹背山婦女庭訓(1771)…
でんがく‐や【田楽屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 田楽焼や田楽豆腐などを売る店。江戸では隅田川右岸の、真崎稲荷神社前の田楽茶屋が有名であった。[初出の実例]「田楽(デンガク)屋の甚吉…
のみ‐ざかや【飲酒屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 店先で酒を飲ませる酒屋。酒を飲ませる飲食店。のみや。[初出の実例]「後家酒やとて名代の呑酒や」(出典:浮世草子・商人職人懐日記(171…
ぱくり‐や【ぱくり屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 手形の割引きの話や、債権者に仮差押えの手続きの話などをもちこんだりして、預かった手形や供託保証金を持ち逃げする者。[初出の実例]「…
それ‐や【其屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 水商売の店。揚屋、茶屋、遊女屋など。また、その商売をする者。それやど。[初出の実例]「それやはそれやを女ぼうにせねば、しょじさば…
たかどの‐や【高殿屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =たかどの(高殿)[初出の実例]「其の宮や、雉(たかかき)、堞(ひめかき)、整頓(ととのほ)りて、台宇(タカドノヤ)玲瓏(てりかかや)けり」…
はたご‐や【旅籠屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 旅籠屋〈広重画東海道五十三次〉〘 名詞 〙 宿駅で武士や一般庶民の宿泊する食事付きの旅館。近世においては、普通に旅人を泊める平旅籠屋と、黙許の…
はち‐や【鉢屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 江戸時代、鉢を叩きながら念仏を唱え、門付けをした者。竹細工の製造販売も業とした。主に中国地方におり、賤視された。地方により茶筅と…
ふともの‐や【太物屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ふとものだな(太物店)[初出の実例]「太物屋(フトモノヤ)店先に高々と、同じ阿波木綿でも、白木綿がとくでござる」(出典:浄瑠璃・敵…
ふみ‐や【文屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 学問をするところ。学校。ふや。〔観智院本名義抄(1241)〕② 「ふみや(文屋)の司」の略。③ 本屋。書店。[初出の実例]「世の流行書肆(…
ふろ‐や【風呂屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 浴室。浴場。湯殿。[初出の実例]「コノ furoyano(フロヤノ) イリグチニ」(出典:天草本伊曾保(1593)イソポの生涯の事)② 湯銭を取って…
ふん‐や【文屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「ふむや」とも表記 ) 「ふみや(文屋)」の変化した語。
ペンキ‐や【ペンキ屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ペンキを塗ったり、ペンキで看板などを書いたりすることを職業とする人。また、その職業。ペンキ塗。塗装屋。[初出の実例]「ペンキ屋です…
ちょう‐や(チャウ‥)【庁屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 院庁・検非違使庁そのほか諸官庁や寺院の建物。[初出の実例]「去年十二月二十九日渡二此亭一〈三条堀川〉立二庁屋一、依レ無二残日一、無…
そ‐おく(‥ヲク)【疎屋・疏屋・麁屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 荒れはてた家。あばらや。[初出の実例]「此間新造未レ終レ功、以外之踈屋也」(出典:実隆公記‐文明一一年(1479)九月二九日)「怪しき疎…