下問屋(読み)シモドイヤ

精選版 日本国語大辞典 「下問屋」の意味・読み・例文・類語

しも‐どいや‥どひや【下問屋】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、大坂にあって、西国・北国地方を相手米穀の取引をした小規模の問屋。⇔上問屋
    1. [初出の実例]「なにはの浦は日本第一の大湊にして、〈略〉上問屋(かみどひや)・下問屋(シモドヒや)数をしらず」(出典浮世草子好色一代女(1686)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android