あたり‐ごま【当独楽】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 相手のこまによく当たる勢いのよいこま。[初出の実例]「ぐるりとひねればそれまはる、よい竹沢のあたりごま」(出典:歌舞伎・吾嬬下五十…
あたり‐ざま【当様】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人に接する態度のありかた。人当たり。[初出の実例]「カノ ヒトノ Esopo ニ atarizamaga(アタリザマガ) ワルウテ イヤシメラルルニヨッテ…
あたり‐ぶるまい(‥ぶるまひ)【当振舞】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 物事が成功したのを祝ってもてなすこと。特に歌舞伎などで、客が大入りになって興行主が座員などにごちそうすること。当たり祝い。[初出…
あたり‐もの【当物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 食べて中毒を起こした、その食物。② 思う通りになったもの。多く成功した興行などにいう。また、釣りで、目当て以上の大魚が釣れた場合…
あたら【当】=ない[=ぬ]
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 「に」「には」「にも」などの下に付いて ) …する必要がない。…するに及ばない。[初出の実例]「それに何も酔興な、二度目の所へ嫁(や)るにも当(ア…
あたる【当】 任((まか))せ
- 精選版 日本国語大辞典
- 触れる物に対して差別なくするさま。手当たりしだい。あたるをさいわい。[初出の実例]「大刀(だんびら)するりと抜放し、当る任せに薙立(なぎた)て薙…
あて‐いし【当石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 金(きん)の真贋を試す石。かねつけいし。試金石。② 当糸(あてよま)に結びつける重りの石。
め‐あて【目当】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 目標とする物や場所。目をつけて見るところ。目じるし。ねらい。まと。[初出の実例]「雁かへる嶺のつづきをめあてにて行手もはやく跡消…
もろ‐と【諸当・双当】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「と」は「当屋(とうや)」の「とう」の変化した語 ) 近畿から北陸にかけての宮座で、主な構成員のこと。脇当(わきと)に対する語。
どう‐あて【胴当】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =どうかけ(胴掛)①
とう‐かん(タウクヮン)【当官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 現在ある官職にあること。在官。また、当該の官吏。その係の官吏。[初出の実例]「其未二出身一者聴レ預二当官得レ考之例一」(出典:続日…
とう‐ぎょうしゃ(タウゲフシャ)【当業者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 直接その事にあたっている業者。[初出の実例]「此八月屋は当業者にあらざるを以て」(出典:日本‐明治二四年(1891)四月六日)
とう‐ごく(タウ‥)【当国】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 自分が身を置いている、または、話題にしているこの国。[初出の実例]「大弐の北の方ならずはたうこくの受領の北の方になし奉らん」(出典…
とう‐だい(タウ‥)【当帝】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 今の天子。現在の天皇。今上。当代。当今(とうぎん)。とうてい。[初出の実例]「一条院当帝(タイダイ)などの一つ后腹の二の御子ぞかし」(…
とう‐ちょう(タウテウ)【当朝】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① この朝廷。現在の朝廷。[初出の実例]「行基菩薩、婆羅門僧正者、当朝之化人、異俗之権者也」(出典:本朝文粋(1060頃)一一・讚法華経二…
とうね‐ご(タウネ‥)【当年子】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① その年に生まれた子。当歳の子。とうねんご。〔日葡辞書(1603‐04)〕② 鳥「とうねん(当年)」の異名。
とう‐はん(タウ‥)【当藩】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 この藩。また、自分の藩。[初出の実例]「御当藩之義は」(出典:宮部文書‐文久二年(1862)三月)
とう‐やく(タウ‥)【当薬】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 植物「せんぶり(千振)」の異名。また、それを乾燥させたもの。健胃薬として用いる。《 季語・秋 》[初出の実例]「たう薬のおふるあたり…
てん‐とう(‥タウ)【天当・伝道】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「てんとうぶね(天当船)」の略。[初出の実例]「朝は新三船より上る人と、暮には過書てんとうに乗る人と」(出典:浮世草子・立身大福帳…
はん‐あたり【半当】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 網漁の舟子が、数日休んでも一人前の配当を支給されるが、一漁期を休むと一人前の半分しか支給されなかったこと。一人前の取り分を当たり…
そう‐あたり【総当】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 試合に参加した個人やチームが、それぞれ全部を相手にして試合をすること。② くじ引きで、空くじがなく、全部に何かがあたるようになっ…
たい‐あたり【体当】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 自分のからだを相手のからだにぶつけること。また、乗り物などに乗ったまま相手にぶつかること。[初出の実例]「忠治に政左衛門が体当り…
沢当 たくとう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →ゼタン
つ‐あて【唾当】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 幼児のよだれかけ。
【諦当】ていとう
- 普及版 字通
- 明らかにし確かめる。字通「諦」の項目を見る。
【当官】とうかん
- 普及版 字通
- 在任する。字通「当」の項目を見る。
【当室】とうしつ
- 普及版 字通
- 後つぎ。字通「当」の項目を見る。
【当税】とうぜい
- 普及版 字通
- 質屋の税。字通「当」の項目を見る。
【当夕】とうせき
- 普及版 字通
- 今夕。字通「当」の項目を見る。
【当報】とうほう
- 普及版 字通
- 処罰。字通「当」の項目を見る。
【当鑪】とう(たう)ろ
- 普及版 字通
- 居酒屋。酒番。〔史記、司馬相如伝〕相如與(とも)に臨(りんきよう)に之(ゆ)き、盡(ことごと)く其の車騎を賣り、一酒舍を買ひ、酒を(う)る。而して君…
的当 dídàng
- 中日辞典 第3版
- [形]ちょうどよい;適切である.格言géyán引用~/格言の引用が当を得ている.
当即 dāngjí
- 中日辞典 第3版
- [副]すぐさま.たちどころに.▶過去のことについていうことが多い.他的胃痛,吃了一片药,…
当街 dāngjiē
- 中日辞典 第3版
- 1 [動]通りに面している.~的店铺diànpù生意好/通りに面した店舗は売れ行きがよい.2 [名]<…
当天 dāngtiān
- 中日辞典 第3版
- [名](あることが起こった)その日.吃了几粒药,~病就好了/何粒か薬を飲んだら,その日…
当家子 dàngjiāzi
- 中日辞典 第3版
- [名]<口>同姓同族の人.
切当 qièdàng
- 中日辞典 第3版
- [形]ぴったり当てはまる.適切である.用词不~/用語が適切でない.
确当 quèdàng
- 中日辞典 第3版
- [形]適切である.妥当である.~的时期/ちょうどよい時期.立论~/立論が適切である.措辞cuòc…
允当 yǔndàng
- 中日辞典 第3版
- [形]当を得ている;穏当である.快慢kuàimàn~/事の進行のスピードが妥当だ.
当帰 とうき
- 日中辞典 第3版
- 〈植物〉当归dāngguī.
tṓgírí[oó], とうぎり, 当限り
- 現代日葡辞典
- 【Econ.】 A entrega do corrente mês.
tṓryṓ4[toó], とうりょう, 当量
- 現代日葡辞典
- 【Fís./Quím.】 Equivalente.
空当 kòngdāng
- 中日辞典 第3版
- [名](~儿・~子)すきま.暇.合間.趁chèn电视放广告guǎnggào的~…
快当 kuàidang
- 中日辞典 第3版
- [形]はやい.てきぱきしている.打电话比写信来得~/電話のほうが手紙より手っ取り早い.办…
值当 zhídàng
- 中日辞典 第3版
- <方>⇀zhí//de【值得】
叮当 dīngdāng
- 中日辞典 第3版
- [擬]((金属や磁器などのぶつかり合う音))ちりんちりん.かちん.▶“丁当”“玎珰”とも.“叮叮当当”“&…
甘当 gāndāng
- 中日辞典 第3版
- [動]1 甘んじて当たる.務める.~陪衬péichèn/甘んじて引き立て役になる.~无名英雄/名もな…
【郎当】ろうとう
- 普及版 字通
- 疲れてしどけないさま。字通「郎」の項目を見る。
壮平家物語 わかざかり へいけものがたり
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。作者勝俵蔵(1代) ほか初演文化3.11(江戸・市村座)
壮硫黄鉱山そうべついおうこうざん
- 日本歴史地名大系
- 北海道:胆振支庁壮瞥町壮瞥村壮硫黄鉱山オロフレ峠の西南西、弁景(べんけい)川上流の字黄渓(おうけい)・字弁景にあった鉱山。幌別(ほろべつ)…