藩版 はんぱん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 江戸時代,諸藩の藩主や藩校が刊行した木版書。著名なものに紀州藩付家老 (つけがろう) 新宮 (しんぐう) 城主水野忠央 (ただなか) の『丹鶴叢書』が…
キリシタン版 きりしたんばん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 九州三侯(大友、有馬、大村)による天正(てんしょう)遣欧使節の舶載した西洋印刷機および同種機を用いて、日本イエズス会が1591年(天正19)ごろか…
土版 どばん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 縄文時代のもっぱら晩期に、東北地方を中心に関東・中部地方に発達した土製品である(一部、後期に属するものもある)。楕円(だえん)形または長方形…
天海版 てんかいばん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 日本における初めての版本による大蔵経。木活字によって印刷された。天海蔵ともいう。また、江戸の寛永(かんえい)寺(天台宗)で印刷されたので寛永…
うん‐ぱん【雲版】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 寺で時報などを知らせるために打ち鳴らす、青銅または鉄で作った雲形のもの。主に禅寺の庫裡(くり)や斎堂の前にかける。大版。火版(こば…
かき‐はん【描版】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 平版の製版法の一つ。版に直接手描きしたもの。石版を用いることが多い。
うえじ‐ばん(うゑジ‥)【植字版】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 活字を組んで作った印刷版。朝鮮から伝来した印刷方式で、応永年間(一三九四‐一四二八)に行なわれた形跡もあるが、盛んになったのは文…
江戸版
- 図書館情報学用語辞典 第5版
- 17世紀半ば以降,出版の中心が京阪から江戸に移行し,元禄頃からは江戸が中心になった.京都,大阪の上方地方の出版物を上方版というのに対して,江…
ぎ‐はん【偽版】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 偽造した版木。または、その印刷物。にせはん。[初出の実例]「其甚しきは出版自由の趣意を誤解し、兼て偽版をも許さんとするの愚論」(出…
さっ‐ぱん【刷版】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 実際に印刷機械に取り付けて印刷する版材。
さが‐ばん【嵯峨版】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =さがぼん(嵯峨本)②
しょくじ‐ばん【植字版】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 活字を並べ組んだ印刷板。活版。〔和蘭字彙(1855‐58)〕
こ‐はん【古版・古板】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 古い版木。旧版。また、昔、出版された書籍。古版本。[初出の実例]「時うつり事さり古板(コハン)尽新板おこる中にも、永ふ流行は好色本な…
ごうか‐ばん(ガウクヮ‥)【豪華版】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 印刷、用紙、装丁などにぜいたくを尽くした出版物。〔いろは引現代語大辞典(1931)〕② ( 形動 ) 立派ですばらしいこと。また、そのよう…
こんにゃく‐ばん【蒟蒻版】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( もと、こんにゃくを用いたところからいう ) 印刷版の一つ。また、それで刷ったもの。寒天に水、グリセリン、ゼラチンを加えて作った版…
けってい‐ばん【決定版】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① それ以上あらためることを必要としない正確な書物、出版物。[初出の実例]「わしはいつも最終の決定版を買うことにしている」(出典:第2…
ローカル‐ばん【ローカル版】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 新聞で、各地方のニュースをその土地の読者に伝えるために全国紙の一部に設けた紙面。地方版。
saccharin, ine /sakarε̃, in/
- プログレッシブ 仏和辞典 第2版
- [形] 糖質の;(砂)糖の.saccharine[女] サッカリン.
sangloter
- ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(仏和の部)
- [自]しゃくり上げて泣く,泣きじゃくる.sanglotement[男]
sańjṓ2, さんじょう, 三乗
- 現代日葡辞典
- 【Mat.】 O cubo.San no ~ wa nijūshichi|3の三乗は27∥~ de três é [Três ao ~ são] vinte e sete.~ su…
报春花 bàochūnhuā
- 中日辞典 第3版
- [名]<植物>サクラソウ.プリムラ.
跑警报 pǎo jǐngbào
- 中日辞典 第3版
- 空襲警報を聞いて防空壕へ走ること.
感恩图报 gǎn ēn tú bào
- 中日辞典 第3版
- <成>恩に感謝してそれに報いようとする.
saponifier
- ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(仏和の部)
- [他]〚化〛鹸(けん)化する.saponification[女]
擦网球 cāwǎngqiú
- 中日辞典 第3版
- [名]<体育・スポーツ>ネットボール.ネットイン.
校园网 xiàoyuánwǎng
- 中日辞典 第3版
- [名]学校構内ネットワーク.学内LAN.
通讯网 tōngxùnwǎng
- 中日辞典 第3版
- [名]通信網.
骨干网 gǔgànwǎng
- 中日辞典 第3版
- [名]<電算>バックボーン.
sa・dis・tic /sədístik, sei- | sə-/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [形]サディズムの,加虐趣味の;残酷な.sadístically[副]
couchage /kuʃaːʒ/
- プログレッシブ 仏和辞典 第2版
- [男] 寝ること,寝かせること.sac de couchage|寝袋.
salientar /saliẽˈtax/
- プログレッシブ ポルトガル語辞典(ポルトガル語・日本語の部)
- [他]目立たせる.salientar-se[再]目立つ,頭角を現す.
hi-kṓkai[óo], ひこうかい, 非公開
- 現代日葡辞典
- Privado [Não aberto ao público/Secreto].Saiban wa ~ no yotei desu|裁判は非公開の予定です∥O julgamento será secreto.…
天草版 あまくさばん
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 安土桃山時代から江戸初期にかけて出版された活字印刷本の一つキリシタン版ともいう。『伊曽保物語』『平家物語』『どちりな・きりしたん』『ぎあ・…
五山版 ござんばん
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 鎌倉末期から室町初期にかけて,京都五山を中心に五山の禅僧によって出版された書籍宋元版の影響をうけ,元からの優秀な版工の来朝により南北朝時代…
头版 tóubǎn
- 中日辞典 第3版
- [名](新聞の)第1面.~头条消息/第1面のトップニュース.トップ記事.
古版 こはん
- 日中辞典 第3版
- 〈印刷〉古版(本)gǔbǎn(běn).~古版もの|古版书.
【版謁】はんえつ
- 普及版 字通
- 名刺を出して面会を求める。〔三国志、魏、管寧伝〕張先生((せん))は、謂(いはゆる)上は天子に事(つか)へず、下は侯を友とせざるなり。此れ豈に版…
【版曹】はんそう
- 普及版 字通
- 戸部の役人。字通「版」の項目を見る。
【開版】かいはん
- 普及版 字通
- 出版する。字通「開」の項目を見る。
活字版 huózìbǎn
- 中日辞典 第3版
- [名]<印刷>活字版.活版;活版本.
胶版 jiāobǎn
- 中日辞典 第3版
- [名]1 <印刷>オフセット印刷.2 ゴム版.
iháń2, いはん, 異版
- 現代日葡辞典
- A edição diferente do original.
カッパ‐ばん【カッパ版】
- デジタル大辞泉
- 図や文字を切り抜いた渋紙や桐油紙とうゆがみの型紙を紙・布などの上にのせ、はけで絵の具を塗って形を刷り出す技法。合羽摺り。ステンシル。
ちょく‐はん【勅版】
- デジタル大辞泉
- 勅命により版行された書籍。慶長勅版の「神代紀」、元和勅版の「皇朝類苑」など。
ふしみ‐ばん【伏見版】
- デジタル大辞泉
- 慶長4~11年(1599~1606)徳川家康の命により、伏見の円光寺の僧三要らが木製活字で印刷した書籍の称。「孔子家語」「六韜りくとう」「三略」などが…
い‐はん【異版/異板】
- デジタル大辞泉
- 同一内容のものが別の版で印刷されていて、部分的に字句の相違のある出版物。
えんとく‐ばん【延徳版】
- デジタル大辞泉
- 延徳4年(1492)薩摩で出版された「大学章句」の再刊本。日本最初の漢籍新注として有名。文明13年(1481)刊行の原刻本は現存しない。
うん‐ぱん【雲版】
- デジタル大辞泉
- 1 禅宗寺院で、時報の合図などとして打ち鳴らす雲形の板。青銅または鉄板製。鐘板しょうばん。打板ちょうばん。2 色紙や絵などを入れる、丸形また…
【罫版】けいはん
- 普及版 字通
- 版木。字通「罫」の項目を見る。
根来版 (ねごろばん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 鎌倉後期から南北朝期にかけて,紀州(和歌山県)根来寺で刊行された古版本をさす。根来寺は高野山から分立して新義真言宗を開いた本山であり,した…