きゃっ‐かい(キャククヮイ)【客懐】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 遠く異郷の地で故郷をしのぶ心情。旅先で思うこと。客情。旅情。かっかい。[初出の実例]「月の朗な様子を見ますれば、淒涼として客懐がい…
し‐かく【詩客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 詩を作る人。詩人。[初出の実例]「潜看画障新二図絵一、詩客文賓詠二一篇一」(出典:本朝無題詩(1162‐64頃)二・詠画障冬処々〈藤原周光…
かく‐ぼう(‥バウ)【客房】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 客座敷。客室。きゃくぼう。[初出の実例]「連忙(あはたた)しく扶け起し客房(カクボウ)(〈注〉キャクサシキ)に入れてやすましむ」(出典…
かっ‐かい(カククヮイ)【客懐】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「かく」は「客」の漢音 ) =きゃっかい(客懐)
かっ‐かん(カククヮン)【客館】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「かく」は「客」の漢音 ) 旅行者を泊めることを業とする家。旅館。きゃっかん。[初出の実例]「征帆欲レ繋孤雲影、客館争容数日」(出典…
が‐かく【賀客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 祝いの言葉を述べるために来る客。また、特に年賀の挨拶に来る客。がきゃく。《 季語・新年 》[初出の実例]「賀客紛々、大半出応」(出典…
が‐きゃく【賀客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =がかく(賀客)《 季語・新年 》
かく‐し【客思】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 遠く異郷にあってふるさとをしのぶ心。旅先での思い。きゃくし。[初出の実例]「郷関何処在、客思転紛々」(出典:凌雲集(814)渉信濃坂〈…
かく‐じょう(‥ジャウ)【客情】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 旅先での心情。客意。きゃくじょう。[初出の実例]「主人毎日専攀尽。残片何時贈客情」(出典:文華秀麗集(818)上・在辺亭賦得山花〈王孝…
かく‐しん【客臣】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 使者として来た他国の臣下。
かく‐せん【客戦】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 敵の国に攻めて行って戦うこと。きゃくせん。〔資治通鑑‐後梁紀〕
かく‐そう(‥サウ)【客窓】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 旅館の窓。また、旅先でとまる所。旅館。[初出の実例]「客窓一夜聴二松籟一、月黒楠公墓畔村」(出典:黄葉夕陽邨舎詩‐前編(1812)四・宿…
こう‐きゃく(カウ‥)【好客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =こうかく(好客)[初出の実例]「往来の雑踏元より好客(コウキャク)を獲(うる)事能はず」(出典:最暗黒之東京(1893)〈松原岩五郎〉二…
こ‐かく【賈客・估客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 品物をあきなう人。商人。[初出の実例]「藉田麦秀農人度、馳道蓬生賈客行」(出典:春台先生紫芝園稿(1752)前稿・二・寧楽懐古)[その他…
雅客 (ガカク)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 植物。ヒガンバナ科の多年草,薬用植物。スイセンの別称
まっ‐きゃく【末客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 茶道で、茶会のとき、末席にすわる客。正客に対して亭主の手助けをして、茶碗その他の取次ぎ、待合その他の後始末など万事に気を配り、茶…
なん‐かく【南客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 南方から来た旅人。〔杜甫‐冬晩送長孫漸舎人詩〕② 鳥「くじゃく(孔雀)」の異名。〔本草綱目‐禽部・孔雀・釈名〕
にわか‐きゃく(にはか‥)【俄客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 不意に来る客。[初出の実例]「俄客にあたふたやする風炉の釜〈直昌〉」(出典:俳諧・詞林金玉集(1679)七)
ゆう‐かく(イウ‥)【幽客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 世を離れて静かに暮らす人。幽人。[初出の実例]「悽然幽客、鎖骨曬風霜」(出典:文華秀麗集(818)中・同内史滋貞主追和武蔵録事平五月…
ゆう‐きゃく(イウ‥)【誘客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 客商売の店などで、客を誘い入れること。[初出の実例]「これも誘客のための設計によるものか」(出典:雲のゆき来(1965)〈中村真一郎〉…
みまい‐きゃく(みまひ‥)【見舞客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 見舞に来た客。[初出の実例]「『あの女』の見舞客(ミマヒキャク)は絶えずあった」(出典:行人(1912‐13)〈夏目漱石〉友達)
ひとり‐きゃく【一人客・独客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 茶会のときなどに客人がただひとりのこと。一亭に一客を呼ぶ茶の湯の一方法。熟練の人のする席。[初出の実例]「独客の茶の湯を、谷松や…
ばい‐かく【陪客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 相伴する客人。陪賓。また、客の相手となること。[初出の実例]「陪客不レ能、請僕従、代レ之」(出典:巨盃(1909頃)〈依田学海〉)
とまり‐きゃく【泊客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 泊まり込みの客。宿泊している客。宿泊人。投宿人。[初出の実例]「中もみ本もみ扨ひちりめん〈素玄〉 泊客有とは兼て夜着蒲団〈西似〉」(…
客戸 きゃくこ
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 中国で他郷に流浪している無産戸の戸籍上の取扱い民戸を主戸と客戸に分け,主戸は本籍に住む有産者で税を負担し,客戸は土地を所有しないため税を負…
【游客】ゆうきやく
- 普及版 字通
- 旅人。字通「游」の項目を見る。
客饭 kèfàn
- 中日辞典 第3版
- [名]1 (中国の機関・団体などの食堂で)臨時に来客用に出す食事,接待用の食事.客膳.2 (ホテル・列車・汽船などで売る)定食.一份f…
客籍 kèjí
- 中日辞典 第3版
- [名]1 (⇔原籍yuánjí)寄寓先の戸籍.2 (よそから来た)寄寓者.
客轮 kèlún
- 中日辞典 第3版
- [名]客船.
客满 kèmǎn
- 中日辞典 第3版
- [形](劇場などが)客で満員である.
临客 línkè
- 中日辞典 第3版
- [名]<略>臨時旅客列車.
拜客 bài//kè
- 中日辞典 第3版
- [動]<旧>(人を)訪問する.
作客 zuò//kè
- 中日辞典 第3版
- [動]1 (招かれて)客となる.▶“做客”とも.到朋友家里~/友達の家に招かれる.2 <書>他所に寄留する…
清客 qīngkè
- 中日辞典 第3版
- [名]<旧>居候.食客.
请客 qǐng//kè
- 中日辞典 第3版
- [動]1 客を招待する.客を(宴会や観劇などに)招く.ごちそうする.~吃饭/客を招いてごちそうする.他每年要…
散客 sǎnkè
- 中日辞典 第3版
- [名](長期滞在者用のホテルやマンションでの)フリーの客;(ツアーでない)個人の観光客・宿泊客.
晒客 shàikè
- 中日辞典 第3版
- [名]文章や写真で自らのプライベートをインターネット上に公開する人.~网站wǎngzhàn/プライベートを公開する人のサイ…
甩客 shuǎi//kè
- 中日辞典 第3版
- [動](バスなどが)乗車待ちの客を乗せずに停留所を通過する;(バスなどが)乗客を途中で降ろす.
说客 shuìkè
- 中日辞典 第3版
- <旧>⇀shuōkè【说客】
【攫客】かくかく
- 普及版 字通
- すり。字通「攫」の項目を見る。
【嶽客】がくかく
- 普及版 字通
- 山の客。字通「嶽」の項目を見る。
【歓客】かんきやく
- 普及版 字通
- 佳客。字通「歓」の項目を見る。
【煙客】えんきやく
- 普及版 字通
- 紫雲に乗る仙人。梁・江淹〔雑体詩、郭弘農(璞)〕眇然として、里にび 掌(たなごころ)を矯(あ)げて、客をむ字通「煙」の項目を見る。
【雅客】がきやく
- 普及版 字通
- 風流人。字通「雅」の項目を見る。
【荘客】そうきやく
- 普及版 字通
- 小作人。字通「荘」の項目を見る。
【清客】せいきやく
- 普及版 字通
- 招待客。字通「清」の項目を見る。
【毳客】ぜいきやく
- 普及版 字通
- 僧。字通「毳」の項目を見る。
【客階】きやくかい
- 普及版 字通
- 西階。主人は東階より、客は西階より上る。〔礼記、坊記〕客階より升(のぼ)り、弔を位に受くるは、民に孝することをふるなり。字通「客」の項目を見…
【客館】きやくかん(くわん)
- 普及版 字通
- 賓客を招くところ。〔漢書、公孫弘伝〕弘~數年にして宰相封侯に至る。是(ここ)に於て客をし、東閣を開いて以て賢人を(ひ)き、與(とも)に謀議に參ぜ…
【客居】きやくきよ
- 普及版 字通
- 旅さき。〔史記、淮陰侯伝〕の兵、二千里にして客居す。齊の、皆之れに反(そむ)かば、其の勢ひ、を得る無(なか)らん。戰ふこと無くしてすべきなり。…