客情(読み)キャクジョウ

デジタル大辞泉 「客情」の意味・読み・例文・類語

きゃく‐じょう〔‐ジヤウ〕【客情】

かくじょう(客情)

かく‐じょう〔‐ジヤウ〕【客情】

旅行中の思い。旅ごころ。旅情客意。きゃくじょう。

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精選版 日本国語大辞典 「客情」の意味・読み・例文・類語

かく‐じょう‥ジャウ【客情】

  1. 〘 名詞 〙 旅先での心情。客意。きゃくじょう。
    1. [初出の実例]「主人毎日専攀尽。残片何時贈客情」(出典:文華秀麗集(818)上・在辺亭賦得山花〈王孝廉〉)
    2. 「しかも一句の客情(カクジャウ)は無限の寂しみに溢れてゐる」(出典:芭蕉雑記(1923‐24)〈芥川龍之介〉六)

きゃく‐じょう‥ジャウ【客情】

  1. 〘 名詞 〙かくじょう(客情)

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普及版 字通 「客情」の読み・字形・画数・意味

【客情】きやくじよう(じやう)

旅人の情。唐・寒山寒山詩十八〕馬を驅(は)せてを度(わた)れば 、客を動かす

字通「客」の項目を見る

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