かん‐どう(クヮンダウ)【官道】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 国の費用で設備、監理している道路。[初出の実例]「官道には、国君の臣下、其駅站の事を主司して是を治む」(出典:日本風俗備考(1818頃…
かん‐にん(クヮン‥)【官人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 官吏。役人。[初出の実例]「于レ時府家備二設酒食一饗二宴府官人等一」(出典:万葉集(8C後)一六・三八三七・左注)「ある国の祗承の…
かん‐ぼつ(クヮン‥)【官没】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 不正の物品などを、政府機関が国のものとしてとりあげること。没取。没収。没官。[初出の実例]「其の命に従はさるときは之を官没す」(出…
かん‐む(クヮン‥)【官務】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 太政官(だいじょうかん)弁官局の一つの左大史が、同局の実務を総轄し、事実上の責任者の役割をになったことに対する称。代々小槻氏が世…
ぎょうせい‐かん(ギャウセイクヮン)【行政官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 明治元年(一八六八)に設けられた行政をつかさどる機関。同二年太政官と改称。〔太政官日誌‐慶応四年(1868)〕② 国家の行政事務を行な…
ぎじゅつ‐かん(‥クヮン)【技術官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 工芸技術に関する事務を取り扱う官吏の旧称。旧判任官を技手、旧高等官を技師と称した。技官。[初出の実例]「此図は地質調査所にて曩に傭…
かん‐か(クヮン‥)【官暇】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 朝廷や役所からもらう休暇。[初出の実例]「伝聞官暇楽二幽期一。簾幕昼閑花満レ枝」(出典:翰林葫蘆集(1518頃)三・次韻八木長川居士試…
かん‐かい(クヮン‥)【官廨】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =かんが(官衙)[初出の実例]「焼二毀官廨(くゎんカイ)一 掻二擾百姓一」(出典:太平記(14C後)三九)[その他の文献]〔南史‐呂僧珍伝…
かん‐かかい(クヮン‥)【官加階】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 官位が昇進すること。[初出の実例]「平家の人々大略官加階し給ふ」(出典:平家物語(13C前)六)
がっ‐かん(ガククヮン)【学官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 学事にたずさわる官吏。[初出の実例]「余館官学官及諸学生、雅楽工人、皆清二斎於学館一一宿」(出典:延喜式(927)二〇)[その他の文献]…
がっ‐かん(ガククヮン)【楽官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 朝廷の音楽に関することをつかさどる官吏。伶官(れいかん)。[初出の実例]「三作といふそなたの連子(つれこ)、元は秦(はた)の益勝といふ楽…
かん‐こ(クヮン‥)【官庫】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 官有のくら。[初出の実例]「遂使下物漏二民間一用乏中官庫上」(出典:続日本紀‐延暦五年(786)四月庚午)[その他の文献]〔徐陵‐諫仁山深…
かん‐し(クヮン‥)【官司】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 役人。また、役所。[初出の実例]「斯則所在官司不レ恪二其次一」(出典:続日本紀‐慶雲四年(707)一二月辛卯)[その他の文献]〔春秋左伝‐…
かん‐じゅ(クヮン‥)【官儒】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 朝廷や幕府に仕える儒者。[初出の実例]「官儒の門に入ずして祿を干めんと欲す」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)二)
かん‐しょう(クヮンシャウ)【官掌】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 太政官の下僚で雑役をつとめる者。太政官の弁官の下にいる官。左右各二人。読みくせとして「かじょう」ともいう。[初出の実例]「始令下…
かん‐じょう(クヮンジャウ)【官情・宦情】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 仕官を望む心。[初出の実例]「官情慵寂寞、世路嶮崎嶇」(出典:本朝続文粋(1142‐55頃)一・初冬述懐百韻〈藤原敦光〉)[その他の文献]〔…
かん‐せん(クヮン‥)【官賤】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 令制で、官司に所属する賤民。公奴婢(くぬひ)。
か‐かん(‥クヮン)【加官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 官職を授けること。[初出の実例]「加官 カクハン」(出典:書言字考節用集(1717)三)[その他の文献]〔漢書‐百官公卿表〕
ねん‐かん(‥クヮン)【年官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 平安中期以降、天皇や上皇、三后、親王、公卿、女御などに許された、毎年一定数の人員を一定の官職に任命することを請求する権利。それに…
ろっ‐かん(ロククヮン)【六官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ⇒りっかん(六官)
はっ‐かん(ハククヮン)【薄官・薄宦】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 薄給の官吏。[初出の実例]「余以二薄官余間一、遊二心文囿一」(出典:懐風藻(751)序)[その他の文献]〔南史‐儒林伝〕
みょう‐かん(ミャウクヮン)【冥官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。冥界の官人。地獄の閻魔王の庁所属の役人。[初出の実例]「是天帝釈冥官集会、勘二定衆生善悪一処矣」(出典:大日本国法華経験記(1…
めい‐かん(‥クヮン)【冥官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ⇒みょうかん(冥官)
りょう‐かん(レウクヮン)【僚官・寮官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 役人。官人。官吏。つかさびと。[初出の実例]「凡寮官諸司、及宮中男女修二仏事一、私姦密婚者科二中祓一」(出典:延喜式(927)五)② 同…
りっぽう‐かん(リッパフクヮン)【立法官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 立法に参与する官吏。日本ではかつての元老院議官の類。[初出の実例]「立法官は行政官を兼ぬるを得ず」(出典:第三三一‐明治元年(1868)…
ぼう‐かん(バウクヮン)【傍官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 同役の人。傍輩。[初出の実例]「只傍官所レ申依レ有レ疑、令三弁申二其事一也」(出典:権記‐長保二年(1000)一二月一一日)
ぼくみん‐かん(‥クヮン)【牧民官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 地方長官をいう。牧民。〔布令字弁(1868‐72)〕
官戸 かんこ
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 律令制下,五色の賤の一つ官庁の雑役に使役された。宮内省官奴司 (かんぬのつかさ) に属し,戸を構え,口分田が班給されたが,収穫米は官に納め,衣…
刑法官 けいほうかん
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 明治初期の司法機関。政体書による太政官制の七官の一つ1868年設置。監察・裁判・警察をつかさどり,4年を任期とした。政体書の総則では三権分立の…
jiéikan, じえいかん, 自衛官
- 現代日葡辞典
- O oficial das Forças de Auto-defesa.
kańséi-kan, かんせいかん, 管制官
- 現代日葡辞典
- (⇒kańséí8)O controlador.◇Kūkō ~空港管制官~ do aeroporto.
べんむかん 弁務官
- 小学館 和伊中辞典 2版
- commissa̱rio(男)[(女)-ia;(男)複-i];sovrintendente(男)(女) ¶高等弁務官|Alto Commissa̱rio
报官 bàoguān
- 中日辞典 第3版
- [動]<旧>役人に報告する;告発する.
贬官 biǎnguān
- 中日辞典 第3版
- 1 [動][-//-]左遷する.官位を下げる.2 [名]左遷された官吏.
收官 shōuguān
- 中日辞典 第3版
- [動](囲碁で)主に一,二路で争われる最後の寄せに入る;仕事が終わりに近づく.工程已进入~阶段/工…
官纱 guānshā
- 中日辞典 第3版
- [名]浙江・杭州・紹興産の絹織物.▶昔,宮廷に貢ぎ物として献上されたのでこう呼ばれた.
官盐 guānyán
- 中日辞典 第3版
- [名](⇔私盐sīyán)官許専売の塩.
官倒 guāndǎo
- 中日辞典 第3版
- 1 [動]政府機関や役人が不正な商取引きをする.2 [名](~儿)不正な商取引きをする政府機関や役人.役人ブローカー.▶“官倒r…
伪官 wěiguān
- 中日辞典 第3版
- [名]傀儡(かいらい)政権下の官吏.
対決
- ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(和仏の部)
- confrontation [女]
unfold
- 英和 用語・用例辞典
- (動)開く 広げる 明かす 打ち明ける 明らかにする 示す 繰り広げる 展開する (自動)開く 広がる 発展する 明らかになる 見えてくるunfoldの関連語句a…
解官 (げかん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 律令の規定により官人が現職を解任されること。次の3種がある。(1)考解(こうげ) 官人が勤務評定の成績が悪いため,懲戒処分として官を解かれる…
官展 かんてん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 政府の主催する美術の公募展覧会のことで、在野の美術団体の公募展に対して用いた通称。明治中ごろ美術運動が盛んになると、多くの美術団体が結成さ…
官 常用漢字 8画
- 普及版 字通
- [字音] カン(クヮン)[字訓] つかさ・つかさどる[説文解字] [甲骨文] [金文] [字形] 会意宀(べん)+(たい)。〔説文〕十四上に「の君に事(つか)ふる…
【閘官】こうかん(かふくわん)
- 普及版 字通
- 水門を管理する役人。宋・楊万里〔奔牛閘を過(よぎ)る〕詩 春雨未だ多からず、河未だ漲(みなぎ)らず 閘官水を惜しむこと、金樣の如し字通「閘」の…
【倉官】そうかん
- 普及版 字通
- 倉庫係。字通「倉」の項目を見る。
【階官】かいかん
- 普及版 字通
- 官級。字通「階」の項目を見る。
【豎官】じゆかん
- 普及版 字通
- 宦官。字通「豎」の項目を見る。
【寺官】じかん
- 普及版 字通
- 寺の役人。字通「寺」の項目を見る。
【冷官】れいかん
- 普及版 字通
- 閑職。字通「冷」の項目を見る。