ニューヨーク州(読み)ニューヨーク(英語表記)New York

翻訳|New York

デジタル大辞泉 「ニューヨーク州」の意味・読み・例文・類語

ニュー‐ヨーク(New York)

米国北東部の州。大西洋岸から北はカナダに接する。独立13州の一。州都オールバニー。工業や近郊農業が盛ん。→アメリカ合衆国補説
ニューヨーク州南東端にある米国最大の都市。ハドソン川河口に位置する港湾都市で、世界経済の中心。マンハッタン区・ブロンクス区・クイーンズ区・ブルックリン区およびスタッテン島区の5区に分けられる。1626年オランダ人が入植ニューアムステルダムと称したが、1664年英国に割譲されたとき現名に改称国連本部が所在。人口、行政区836万(2008)。
[補説]「紐育」とも書く。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ニューヨーク州」の意味・わかりやすい解説

ニューヨーク〔州〕
ニューヨーク
New York

アメリカ合衆国北東部の州。独立十三州 (→十三植民地 ) の1つ。州都はオールバニ。北はカナダ,西はオンタリオ湖エリー湖,南はペンシルバニア州ニュージャージー州に接し,東はアパラチア山系に区切られる。かつてはインディアンアルゴンキン族イロコイ連盟などの居住地域であった。 1609年イギリス人 H.ハドソンによるハドソン川の遡航以後開発が始り,14年オランダ人が皮革交易のため入植,ニューネザーランドと呼ばれた。 64年イギリスが領有し,ニューヨークと改称。現在,ニューヨーク市を中心に各種工業が発達。印刷,出版,紙,皮革,衣類,機械器具,楽器,電気機械器具製造などが盛ん。人口はカリフォルニア州に次ぐ。面積 13万7515km2。人口 1937万8102(2010)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android