デジタル大辞泉
「マンハッタン」の意味・読み・例文・類語
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マンハッタン
※紐育(1914)〈
原田棟一郎〉夜のブロードウエー「混ぜものによってマテニ、
ブロンクス、マンハッタン、クロバーリーヴなど種んなのがある」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
マンハッタン
Manhattan
アメリカ合衆国,ニューヨーク市の5区 (バラ) の1つ。ニューヨーク郡をなす。ハドソン川とイースト川に囲まれたマンハッタン島その他の島から成る。世界の商業,金融,文化の中心地で,市街は東西南北に走る道路で区切られ,ブロードウェーがこれと対角線をなして通っている。オランダ西インド会社が交易の拠点として開き,ニューアムステルダムと名づけたが,1664年にイギリス領となり,ニューヨークに改名された。 1825年のエリー運河の開通とともに急速に発展し,98年ニューヨーク市を構成する区となった。証券取引所のあるウォール街,エンパイア・ステート・ビルなどの商業中心地の摩天楼群,芸術家の集るグリニッチビレッジやソーホー地区,セントラルパーク,国連本部などのほか,メトロポリタン美術館,リンカーン・センター,コロンビア大学,その他の文化,教育施設が集中している。ニューヨーク市の象徴である自由の女神像はハドソン川河口のリバティ島にある。5区の中で最も人口密度が高い。面積 81km2。人口 148万 7536 (1990) 。
マンハッタン
Manhattan
アメリカ合衆国,カンザス州北東部,ビッグブルー川とカンザス川の合流点にある都市。 1855年に付近の集落の合併によって村となった。教育の中心でカンザス州立農業大学があり,また農産物の集散と加工が行われる。人口3万 7712 (1990) 。
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マンハッタン【Manhattan】
カクテルの一種。ライウイスキー、スイートベルモット、アンゴスチュラビターズをステアしてカクテルグラスに注ぎ、レモンをピールする。仕上げにマラスキーノチェリーを飾る。ショートドリンク。「カクテルの女王」と呼ばれ、マティーニと並び称される代表的なショートカクテル。レシピの起源には諸説あるが、1876年のアメリカ大統領選応援パーティーの際、後に英国首相ウィンストン・チャーチルの母となるジェニー・ジェローム嬢が即興で作ったカクテルで、そのパーティー会場の名が「マンハッタンクラブ」であったことに由来する、という説が特に有名。食前酒。
出典 講談社飲み物がわかる辞典について 情報
マンハッタン〔映画〕
1979年製作のアメリカ映画。原題《Manhattan》。ウディ・アレン監督・主演のロマンス・コメディー。共演:ダイアン・キートン、マリエル・ヘミングウェイ、メリル・ストリープほか。第33回英国アカデミー賞作品賞受賞。
マンハッタン〔商品名〕
リョーユーパン(本社:福岡県大野城市)が製造・販売する菓子パン。少し硬めのドーナツ生地に、チョコレートをコーティングしたもの。1974年発売のロングセラー商品。
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世界大百科事典(旧版)内のマンハッタンの言及
【カクテル】より
…食前向き。 マンハッタン中辛口。ライウィスキーまたはバーボン45ml,スイートベルモット15ml,アンゴスチュラビター1滴。…
※「マンハッタン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」