増富温泉(読み)マストミオンセン

デジタル大辞泉 「増富温泉」の意味・読み・例文・類語

ますとみ‐おんせん〔‐ヲンセン〕【増富温泉】

山梨県北杜ほくと市にある温泉金峰山きんぷさん山麓に位置する。泉質放射能泉で、ラジウム含有が大。

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精選版 日本国語大辞典 「増富温泉」の意味・読み・例文・類語

ますとみ‐おんせん ‥ヲンセン【増富温泉】

山梨県北杜市にある温泉。塩川の支流本谷川の右岸にある。武田信玄の隠し湯の一つ。泉質はラジウム含有アルカリ性食塩泉で、ラジウムの含有量は世界屈指。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「増富温泉」の意味・わかりやすい解説

増富温泉
ますとみおんせん

山梨県北部、北杜市(ほくとし)須玉町(すたまちょう)にある国民保養温泉地。金峰山麓(きんぷさんろく)にあり、塩(しお)川の支流本谷川(ほんたにがわ)沿いにある。秩父多摩甲斐(ちちぶたまかい)国立公園に含まれる。低温だがラジウムの含有量は世界有数といわれる放射能泉。ヤマメ釣り、山菜採りにも適し、金峰・瑞牆(みずがき)山の登山基地でもある。武田金山跡地である金山平(かなやまだいら)は眺望のよいハイキング地として知られている。JR中央本線韮崎(にらさき)駅からバス1時間。

横田忠夫

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