外国為替等審議会(読み)がいこくかわせとうしんぎかい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「外国為替等審議会」の意味・わかりやすい解説

外国為替等審議会
がいこくかわせとうしんぎかい

1979年末の外国為替及び外国貿易管理法 (外為法) の改正によって,旧外資審議会を廃して新たに設けられた大蔵省 (現財務省) の審議会。学識経験者 15人以内の委員によって組織され,会長は互選される。財務大臣もしくは経済産業大臣または財務大臣および事業所管大臣の諮問に応じ,外国為替,対内直接投資または技術導入契約に関する重要事項について調査,審議を行う。外国為替及び外国貿易法 55の 10~11により定められている。 2001年1月の中央省庁改編に伴い,関税・外国為替等審議会となった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android