小瀬(読み)おせ

精選版 日本国語大辞典 「小瀬」の意味・読み・例文・類語

おせ をせ【小瀬】

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日本歴史地名大系 「小瀬」の解説

小瀬
こぜ

[現在地名]小野田町 小瀬

小野田本郷のうちで、東流する鳴瀬なるせ川左岸にあり、南は小野田本郷、北と西ははら、東は上野目かみのめに接する。村名はかつて小野田川(鳴瀬川)沿いに民家があり、そこを小瀬と称していたが、寛永一七年(一六四〇)総検地の際に一帯地名としたという(安永風土記)。「安永風土記」によれば、田六貫五一一文・畑二貫四五四文で、一円蔵入、人頭一一人、家数一一、男二六・女二七、馬一九で、屋敷名も小瀬屋敷一つの小村である。

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デジタル大辞泉プラス 「小瀬」の解説

小瀬(こぜ)

石川県輪島市舳倉島に属する無人島。2009年に政府の総合海洋政策本部が策定した「海洋管理のための離島保全・管理のあり方に関する基本方針」に基づき、名称付与された離島のひとつ

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世界大百科事典(旧版)内の小瀬の言及

【関[市]】より

…春日神社所蔵の能装束類は重要文化財。小瀬(おぜ)では中世以来の鵜飼いが行われる。長良川鉄道,名鉄美濃町線,東海北陸自動車道が通り,丘陵地には県置百年記念公園,県立博物館がある。…

【浅間山】より

…隣接する高峰高原,草津,万座を含めて広く上信越国立公園に指定されており,広域観光地の一部をなす。千ヶ滝,白糸ノ滝,星野(炭酸泉,45℃)・塩壺(炭酸泉,47℃)・小瀬(単純泉,50℃)温泉,鬼押出し溶岩など局地的観光資源にも事欠かない。裾野の広い部分は近世には薪炭林や萱刈場などとして利用されるにすぎなかったが,農地としての開発はとくに戦後に目立って進んだ。…

※「小瀬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」