山口直毅(読み)やまぐち なおき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山口直毅」の解説

山口直毅 やまぐち-なおき

1830-1895 幕末-明治時代の武士,官吏
天保(てんぽう)元年生まれ。幕臣。安政3年(1856)甲府徽典(きてん)館の学頭となり,のち大目付,町奉行,歩兵奉行,騎兵奉行などを歴任。維新後は神祇(じんぎ)局につとめた。明治28年12月10日死去。66歳。江戸出身。本姓は林。通称直亮。号は泉処,夬堂。日記に「山口直毅日簿」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「山口直毅」の意味・わかりやすい解説

山口直毅
やまぐちなおたけ

江戸時代末期の幕臣。神奈川奉行となり,文久3 (1863) 年老中小笠原長行のクーデター計画に従ったため罷免されたが,まもなく復職。慶応1 (65) 年4月より翌年8月まで,また同3年6月にも外国奉行をつとめた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android