山本広足(読み)やまもと ひろたり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山本広足」の解説

山本広足 やまもと-ひろたり

1642-1710 江戸時代前期-中期神道家。
寛永19年生まれ。出家したが,儒教に転じる。のち伊勢(いせ)(三重県)の度会延佳(わたらい-のぶよし)に師事し,その高弟として師の講義した「日本書紀神代講述鈔」を編集した。宝永7年2月11日死去。69歳。越前(えちぜん)(福井県)出身。名はのち広貞。号は簡斎,閑斎,簡黙斎など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「山本広足」の意味・わかりやすい解説

山本広足
やまもとひろたり

[生]寛永19(1642)
[没]宝永7(1710)
江戸時代中期の神道家。号は閑斎。初め僧侶であったが,蓄髪して儒学者となり,度会延佳に神道を学んだ。著書『神代巻講述抄』。

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