平年(読み)ヘイネン

デジタル大辞泉 「平年」の意味・読み・例文・類語

へい‐ねん【平年】

うるうでない年。太陽暦で1年が365日の年。
普通の状態にある年。特に、気象農作物収穫が普通程度の年。「平年並みの気温

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「平年」の意味・読み・例文・類語

へい‐ねん【平年】

〘名〙
① 閏(うるう)年でない年。二月が二八日で、一年が三六五日の年。
※遠西観象図説(1823)中「全日三百六十五日を以て暦面の一年とし、これを平年と云ふ」
② 普通の年。特に異常な事件現象のない年。農作物の収穫が普通で、特に豊年でも凶年でもない年。
文明論概略(1875)〈福沢諭吉〉五「平年なれば尚妻子を養ふて饑を免かる可し」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「平年」の意味・わかりやすい解説

平年
へいねん
civil year

太陽暦では閏年以外の年をさす。それは 365平均太陽日となっている。また太陰暦では閏月のおかれない年をいう。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

普及版 字通 「平年」の読み・字形・画数・意味

【平年】へいねん

普通の年。

字通「平」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android