広田彦麿(読み)ひろた ひこまろ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「広田彦麿」の解説

広田彦麿 ひろた-ひこまろ

1830-1896 幕末-明治時代神職
天保(てんぽう)元年生まれ。郷里筑後(ちくご)(福岡県)の広田八幡宮祠官。西原晁樹(あさき)に国学をまなぶ。尊攘(そんじょう)運動にはいり,東征大総督有栖川宮熾仁(ありすがわのみや-たるひと)親王にしたがう。明治4年広沢真臣(さねおみ)暗殺嫌疑で投獄されるが,9年無罪となった。明治29年8月1日死去。67歳。変名は筑紫速雄。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android