慣れる(読み)ナレル

デジタル大辞泉 「慣れる」の意味・読み・例文・類語

な・れる【慣れる/×馴れる】

[動ラ下一][文]な・る[ラ下二]
その状態に長く置かれたり、たびたびそれを経験したりして、違和感がなくなる。通常のこととして受け入れられるようになる。「その土地気候に―・れる」「移動する車中での睡眠に―・れる」「彼女の気まぐれにはもう―・れた」「住み―・れる」
経験を重ねて、そのことがうまくできるようになる。習熟する。「患者の扱いに―・れる」「―・れた手つき」「旅―・れる」
道具などが、からだになじむ。「―・れた靴で出かける」「―・れた万年筆で書く」
(馴れる)
㋐その人に対して、違和感がなくなる。その人に親しみの気持ちをもつようになる。「子供が家庭教師に―・れる」「新しい上司に―・れる」
動物が、人間に対して、警戒心などを抱かなくなる。「人に―・れない馬」
[類語]慣らす手慣れる物慣れる慣れっこ場慣れ口慣らし足慣らし手慣らし

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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