慣らす(読み)ナラス

デジタル大辞泉 「慣らす」の意味・読み・例文・類語

なら・す【慣らす/×馴らす】

[動サ五(四)]
ある状態環境になれさせる。少しずつ何度も試みて、そのことが当然のことになるようにする。また、うまくやれるかどうか前もって調子をためしたり整えたりする。なじませる。順応させる。「準備運動をして体を―・す」「水に―・す」「履き―・した靴」
動物を訓練して、なつかせる。人になじみ親しむようにする。「たかを―・す」「野生の馬を飼い―・す」
技芸などを習わせる。練習させる。
「舞ども―・し、殿の内ゆすりてののしる」〈・若菜下〉
なれすぎてあなどる。横柄になる。
「すべて人の振る舞ひは重らかに言葉少なにて、人をも―・さず、人にも―・されず」〈十訓抄・一〉
[類語]慣れる適応適合該当相当即応順応対応照応手慣れる物慣れる慣れっこ場慣れ口慣らし足慣らし手慣らし

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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