デジタル大辞泉
「抜足」の意味・読み・例文・類語
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ぬき‐あし【抜足】
〘名〙
①
足音を忍ばせ、つまさき立てて歩くこと。足音を立てないために、足を物から抜き上げるように上げて静かに歩くこと。ぬけ
あし。
※
書紀(720)推古一五年二月「天に跼
(せくくまり)地に蹐
(ヌキアシ)。敦く神祇を礼
(ゐやま)ひけり」
※
人情本・貞操婦女八賢誌(1834‐48頃)三「竊足
(ヌキアシ)しつつ近寄りて」
ぬけ‐あし【抜足】
※安元御賀記(1176)「我が
もとへ鞠くれば、ぬけあしを踏みてにげられき」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報