添田(読み)そえた

精選版 日本国語大辞典 「添田」の意味・読み・例文・類語

そえた そへた【添田】

(「そえだ」とも) 姓氏一つ

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改訂新版 世界大百科事典 「添田」の意味・わかりやすい解説

添田[町] (そえだ)

福岡県東部,田川郡の町。人口1万0909(2010)。南部は英彦(ひこ)山(1200m)をはじめとする山地で,英彦山から発する遠賀川支流の今川彦山川,中元寺川が北流し,谷底平野をつくる。中心集落の添田は旧宿場町で,JR日田彦山線から添田線が分岐していたが85年廃止。明治中期以降,北部に炭鉱が開かれ,大峰など炭鉱町が発達したが,石炭産業衰退により打撃を受けた。農業が主産業で,米,麦のほか野菜,果樹などの生産も多い。また人工林が多く杉,ヒノキ材を産する。耶馬日田英彦山国定公園内にある英彦山神宮は,修験道の霊場として有名。英彦山の鬼杉(天),旧亀石坊庭園(名)などがあり,竜門峡,深倉峡などは景勝地として知られる。
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