源益(読み)みなもとの まさる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「源益」の解説

源益 みなもとの-まさる

?-883 平安時代前期,嵯峨(さが)天皇曾孫
源蔭の子。母は陽成(ようぜい)天皇の乳母となった紀全子(きの-ぜんし)。宮中につかえていたところ,元慶(がんぎょう)7年11月10日なぐり殺された。宮中での事件であったため秘密にされたが,「玉葉(ぎょくよう)」などによれば陽成天皇が関与していたとの風聞があったという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android