田部武雄(読み)タベタケオ

デジタル大辞泉 「田部武雄」の意味・読み・例文・類語

たべ‐たけお〔‐たけを〕【田部武雄】

[1906~1945]野球選手。広島の生まれ。明大活躍後、大日本東京野球倶楽部クラブ巨人前身)に参加。昭和10年(1935)の米国遠征では109試合で105盗塁の活躍をするが、のち巨人の内紛により退団。プロ公式戦の記録は存在しない。沖縄戦死

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田部武雄」の解説

田部武雄 たべ-たけお

1906-1945 大正-昭和時代前期の野球選手。
明治39年3月28日生まれ。広陵中学,明大をへて昭和7年藤倉電線にはいる。10年東京巨人軍の第1回アメリカ遠征に参加,109試合に105盗塁の記録をのこす。のち退団して大連実業から都市対抗出場,投手,内外野手として活躍した。19年応召。昭和20年5月沖縄で戦死。40歳。44年野球殿堂入り。広島県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android