空文(読み)クウブン

デジタル大辞泉 「空文」の意味・読み・例文・類語

くう‐ぶん【空文】

実際の役に立たない文章効力のない文書法規などにいう。「空文化した条約

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精選版 日本国語大辞典 「空文」の意味・読み・例文・類語

くう‐ぶん【空文】

〘名〙 実際の役に立たない文章。何の効力も持たない文章。
史記抄(1477)二〇「言は著書空文を立て〈略〉世にのこさふとをもへば」
冷笑(1909‐10)〈永井荷風〉九「二十四孝教訓最初から実行しがたき空文(クウブン)であった」

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普及版 字通 「空文」の読み・字形・画数・意味

【空文】くうぶん

記述されるだけの文章。漢・司馬遷〔任少(安)に報ずる書〕左丘に目無く、孫子は足を斷たるるが如き、(つひ)に用ふべからず。いて書策を論じ、以て其の思を舒べ、に垂れて以て自ら見(あら)はす。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「空文」の解説

空文

プログラムソースコード中に挿入された空白行のこと。後からプログラムを書き加えるためか、ソースコードを見やすくするために挿入する。

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