プログラム
〘名〙 (program)
※藪の鶯(1888)〈
三宅花圃〉一「プログレムを出して名を書付る」
※自転車日記(1903)〈
夏目漱石〉「彼等一日のプログラムを定める」
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デジタル大辞泉
「プログラム」の意味・読み・例文・類語
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プログラム
program; computer program
プログラム
program
音楽会,オペラ,演劇,その他の催し物で上演される曲目,演目,演奏者や出演者,日程,会場などを記したもの。現在の形式のものは 18世紀後半以来存在する。世界的にみても日本のプログラムは外形,内容ともに豪華なものが多い。
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プログラム
ぷろぐらむ
program
一般にはテレビ、ラジオなどの番組や催し物の番組表などをさすが、コンピュータ用語としては、コンピュータに行わせる処理の手順を、決められた形式(プログラム言語)に従って書き表したものをいう。コンピュータは、どんな情報処理も行いうる能力を備えた機械(ハードウェア)であるが、プログラム(ソフトウェア)が与えられて初めて実際の処理を遂行する。コンピュータの応用範囲は広がる一方であり、それに応じてプログラムも小規模なものから複雑大規模なものまで多種多様に開発することが必要になっている。加えて、洗濯機、クーラーや自動車エンジンの制御、飛行機の飛行制御、新幹線の列車運行制御に至るまで、現代科学技術の多くがコンピュータをその中核に組み込んで実現されている。こうしたプログラムを誤りなく短い時間でつくりあげることは、現代工学の最大課題の一つである。なお、プログラムを作成する技術者をプログラマーという。
[筧 捷彦]
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プログラム【program】
音楽,演劇,映画用語。プログラムという言葉は,本来,演奏会で演奏される曲目構成やさまざまな舞台芸術の公演における上演演目,上演次第,あるいは映画館での番組などを指す言葉であるが,日本のこれらの分野で定着した〈プログラム〉という言葉は,それよりもむしろ,演奏曲目とその周辺情報,あるいは上演(上映)演目とその周辺情報などを載せた小印刷物(英語ではチラシ,ビラの形態のものも含み,この意味ではplaybillともよばれる)を指すことが多い。
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
プログラム
コンピューターが解釈・動作できるデータ。コンピューターに対する命令をプログラムとして記述すると、コンピューターはプログラムに指示された手順で計算、入出力などの処理を実行していく。通常はプログラミング言語でソースコードを記述し、これをCPUが理解できる機械語に変換(コンパイル)してから実行させる。プログラミング言語や中間言語で記述されたプログラムを機械語に変換しながら実行する、インタープリター方式もある。
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知恵蔵
「プログラム」の解説
プログラム
コンピューターに実行させるデータ処理手順を、コンピューターが判読するデータとして表現したもの。ソフトウエアの本体ともいえる。プログラムを人間に読めるテキスト情報として記述する文法がプログラム言語である。また、ファイルとして保存されているプログラムを「実行ファイル」とも呼ぶ。
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プログラム【program】
コンピューターが実行すべき一連の処理手順を記述したもの。処理手順はプログラミング言語と呼ばれる特定の形式を持つ言語で記述する。
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プログラム
パソコンを動かすための命令の集まりを、パソコンが理解できる形式で記録したものです。
出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本」パソコンで困ったときに開く本について 情報