苦行釈迦(読み)くぎょうしゃか

精選版 日本国語大辞典 「苦行釈迦」の意味・読み・例文・類語

くぎょう‐しゃか クギャウ‥【苦行釈迦】

〘名〙 目がくぼみ肋骨のすけて見える苦行中の釈尊の姿をあらわした彫刻画像

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百科事典マイペディア 「苦行釈迦」の意味・わかりやすい解説

苦行釈迦【くぎょうしゃか】

出家の後,入山して6年間苦行し,悟りを開いた釈迦の姿を描くもので,画題一つ。髪やひげ手足つめは伸び,やせ衰えた姿,あるいは樹下端座する姿で描かれる。伝蛇足の苦行釈迦像(真珠庵蔵)が有名。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「苦行釈迦」の意味・わかりやすい解説

苦行釈迦
くぎょうしゃか

苦行中のゴータマ・ブッダのこと。ゴータマ・ブッダは出家後,苦行を実行し,ブッダガヤー菩提樹の下で悟りを開いた。絵画や彫刻の題材とされる。

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