豊竹若太夫(2代)(読み)とよたけ わかたゆう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「豊竹若太夫(2代)」の解説

豊竹若太夫(2代) とよたけ-わかたゆう

1712-1784 江戸時代中期の浄瑠璃(じょうるり)太夫
正徳(しょうとく)2年生まれ。義太夫節豊竹越前少掾(えちぜんのしょうじょう)(初代若太夫)の孫。大坂の人。竹本播磨少掾(はりまのしょうじょう)の弟子。竹本志摩太夫,島太夫を名のる。寛延元年竹本座から豊竹座へうつり,2代豊竹島太夫と改名。3年2代若太夫を襲名,のち島太夫にもどる。美音家として知られた。天明4年9月10日死去。73歳。通称は芋屋平右衛門。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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