輻湊(読み)フクソウ

デジタル大辞泉 「輻湊」の意味・読み・例文・類語

ふく‐そう【××湊/××輳】

[名](スル)《車のこしきに集まる意》四方から寄り集まること。物事がひとところに集中すること。「雑務が―する」
荷船小舟の―する川口から」〈荷風牡丹の客〉
congestion》電話やインターネットなどの回線において、多数の利用者が特定の時間帯に集中することにより処理可能な容量を超え、不具合が生じたり機能が停止したりすること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「輻湊」の読み・字形・画数・意味

【輻湊】ふくそう

集まる。〔戦国策、魏一〕魏は地、方千里に至らず、~地四侯四し、條輻湊す。名山大川の阻ること無く、~馬馳せ人趨り、むを待たずして至る。

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