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インターネット インターネット

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

インターネット

世界中にある複数のネットワークを相互に接続することで構築された、巨大なネットワーク。一般的には、インターネット上で提供されるWeb(WWW)サービスを指してインターネットと呼ぶ場合もあり、Webコンテンツの閲覧や情報検索、サービスなどを利用することを「インターネットをする」などという。インターネットを利用した代表的なサービスとして、電子メール、映像/音楽の配信、情報の共有や公開、情報検索システム、オンラインショッピング、インターネット電話、離れた場所のコンピューターの遠隔操作がある。インターネットの原型は、1969年に米国防総省の高等研究計画局(ARPA)が導入したARPANET。ARPANETは、米国内の4カ所(カリフォルニア大学ロサンゼルス校、スタンフォード研究所、カリフォルニア大学サンタバーバラ校、ユタ大学)に分散したコンピューター同士をつないで開通した。その後、徐々に規模を拡大して、現在のインターネットとなった。現在は、大学や通信事業者、企業のネットワークが相互に接続しあってインターネットを構成している。一般のユーザーが光回線やADSLなどのブロードバンド、ダイヤルアップ接続などでインターネットに接続する場合、インターネット・サービス・プロバイダー(ISP)という業者のネットワークに接続し、そこからインターネットに接続することになる。

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知恵蔵の解説

インターネット

全世界規模で相互接続されたコンピューター・ネットワークのこと。一般に、通信プロトコルとしてはTCP/IPを利用し、「IPアドレス」と呼ばれる一意のアドレスを使い、ネットワーク内での位置を特定している。なお、ワールド・ワイド・ウェブ(WWW)や電子メールは、インターネットをデータ流通網に使ったサービスであり、インターネットそのものではない。起源は1969年に米・国防総省のARPA(高等研究計画局)が始めた分散ネットワーク研究プロジェクト「ARPAnet」といわれる。ただし、「大規模分散ネットワークの開発」という意味で起源とされているものの、内情は現在のインターネットとはかなり異なる。現在のインターネットの直接の元となったのは、86年にARPAnetから分割される形で作られた、学術研究用のネットワーク基盤「NSFNet」。それが95年に民間へ移管され、個人・企業での利用が公式に認められたことから、より広範で生活に密着したインフラへと変化を遂げていった。

(斎藤幾郎 ライター / 西田宗千佳 フリージャーナリスト / 2007年)

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パソコンで困ったときに開く本の解説

インターネット

世界のネットワークを相互に接続した状態、またそうすることで生まれた地球全体をカバーするネットワークのことです。TCP/IPのようなインターネットの通信規格や、電子メールやWWW(ワールドワイド・ウェブ)といったサービスを実現する方式などが共通化されているからこそ、国家や組織、通信回線の枠を超えた情報のやり取りが可能になりました。
⇨IT、LAN、TCP/IP、WWW、
電子メール、ネットワーク、プロトコル

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デジタル大辞泉の解説

インターネット(Internet)

個々のコンピューターネットワークを相互に結んで、世界的規模で電子メールデータベースなどのサービスを行えるようにした、ネットワークの集合体。データのやりとりにTCP/IPという標準化された通信規約(プロトコル)を用いるため、個々のコンピューターの機種によらず通信を行える。また、WWW(ワールドワイドウェブ)という標準的な情報提供システムが用いられ、文書以外にも画像や音声、動画などのデータを閲覧・視聴できる。

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百科事典マイペディアの解説

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IT用語がわかる辞典の解説

インターネット【internet/Internet】

個々のコンピューターネットワークが相互に接続された、世界規模のネットワークの集合体。データ転送にはTCP/IPという共通のプロトコルを用いるため、コンピューターの機種やオペレーティングシステムの種類にかかわらず通信できる。WWW(ワールドワイドウェブ)という標準的な情報提供システムにより、文書・画像・音声・動画などのファイルの閲覧・視聴、電子メールの送受信が可能。1969年、アメリカ国防総省高等研究計画局(ARPA)により軍事目的で構築されたARPANET(アーパネット)が起源とされる。1990年代半ばに本格的な商用利用が始まり、パソコンの低価格化と高機能化、個人向けのインターネット接続サービスの提供、通信インフラの拡充などに伴って爆発的に普及し、現代社会に不可欠なものとなった。◇「internet」は普通名詞で「ネットワーク同士を結んだネットワーク」の意。現在、世界的な規模で利用されているのはそのうちのひとつが発展したものということで、固有名詞的に扱って「Internet」と頭文字を大文字で表記することが多い。本辞典では「インターネットプロトコル」のような複合語のアルファベット綴りは原則として小文字にした。

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世界大百科事典 第2版の解説

インターネット【internet】

複数のコンピューターを接続したネットワークどうしを接続したものをネットワークのネットワークという意味でインターネットワーク,あるいはインターネットと呼ぶが,現在,インターネットという言葉で通常指し示されるのは,TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)というプロトコル(通信規約)にもとづいて全世界に張り巡らされたインターネットワークのことである。

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大辞林 第三版の解説

インターネット【Internet】

アメリカ国防省の高等研究計画局の支援を受けたアルパネット(arpanet)から発展した地球規模のネットワーク。通信回線を介して、世界各地の個人や組織のコンピューターがつながっている。ネット。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

インターネット
Internet

世界各地のコンピュータ・ネットワークTCP/IPと呼ばれる通信プロトコルで相互接続したネットワーク。「ネットワークのネットワーク」といわれ,コミュニケーション,商行為などに大きな影響をもたらした。インターネットの前身は,アメリカ合衆国国防省の国防高等研究計画局 DARPAが 1969年に開始した ARPANETで,大学や研究機関に使われるようになって成長,1983年に通信プロトコルが異機種でも簡単に接続できる TCP/IPに切り替えられた。1985年国立科学財団 NSFのネットワーク基盤 NSFNETが構築され,ARPANETは吸収された。1988年にはネットワークの商用開放がなされ,1990年代半ばまでに世界中の無数のコンピュータが接続されるようになった。インターネットの当初の用途は,電子メールやファイル転送,ニュースグループへの投稿を通じた電子掲示板,コンピュータへの遠隔アクセスであったが,1989年リンクをたどってインターネット上の情報に簡単にアクセスできるワールド・ワイド・ウェブ WWWという仕組みをヨーロッパ原子核研究機関 CERNのティム・バーナーズ=リーが開発,さらに 1991年には画像とテキストを GUIで簡単かつ直感的に見て回ることができるブラウザが公開され,インターネットの使用は 1990年代以降劇的に拡大した。個人のメール交換以外にニュースや動画の配信,公共機関や企業の情報提供,学校や企業のネットワークとの接続など,あらゆる人間のコミュニケーション活動がインターネット上で行なわれるようになり,物の売買などの経済活動(→電子商取引)も活発となった。
日本では,1984年に東京工業大学の村井純が東京工業大学,東京大学,慶應義塾大学をネットワークでつないだのが最初で,JUNETが発足した。1989年に JUNETが NSFNETと接続,1992年に商用使用に開放された。この後,日本でも商用インターネット・サービス・プロバイダーが業務を開始,一般加入者回線によるダイヤルアップ接続時代を経て,2000年以降ブロードバンドによる常時高速接続が一般的となった。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

インターネット
いんたーねっと
Internet

一般には複数のコンピュータ・ネットワークをつなぐネットワークをいうが、実際にはTCP/IPという固有のプロトコル(通信規約)体系が通用するネットワークをさす。このプロトコルを核とするネットワーク・システム全体をいうので、その物理的範囲は一定せず、たえず、変動し増殖し続けている。インターネットは典型的なオープンシステムである。
 1969年にアメリカ国防総省の一機関であるARPA(高等研究プロジェクト局)が出資して始めたプロジェクトによってつくられたARPANETが母胎となった。ARPANET自体は単なる広域ネットワークであって、上記の意味でのインターネットではない。しかし、アメリカの大学や研究機関が接続して広く利用されるようになると、それによってネットワーク技術の研究が進み、組織内のネットワークをつなぐネットワークとして機能するようになった。1980年ころまでにTCP/IPが確立され、インターネットということばが使われた。技術的にも、また管理体制上も幾多の変遷を経た後、1989年に商用に開放され(日本は1992年)、また、93年にWWW(ワールド・ワイド・ウェブ)のGUI版Webブラウザーである「Mosaic モザイク」が出現し、以降、世界的に爆発的な勢いで普及が始まった。
 インターネットで使われる技術規約は、世界の技術者たちが議論しながら、おおまかな合意だけで実際の運用を始め、改良を加えながら標準にしていくという方法でつくられ、従来のような国際標準化委員会による標準の決め方とは大きく違う。また、運用自体も特定の組織が一括して運用しているのではなく、世界中のインターネット技術者がおのおの安定運用を目ざすことで運用されている。インターネットでは電子メールによるメッセージ交換やWWWを使った情報提供、情報検索ができる。WWWや電子メールを使った出版活動はもちろん、音声や動画を使った放送のような番組もある。電子商取引の実用化も進んだ。これに伴って、インターネットにおける知的財産権やプライバシー保護、情報保全(セキュリティ)などの問題がクローズアップされてきた。とくにネットワークに接続したコンピュータは世界のどこにあっても同じように扱えるので、各国ごとの法律によっては規制しにくいという問題がある。また、インターネット利用者の爆発的な増大に伴い、回線の容量不足やアドレスの不足が危惧(きぐ)されている。こうした問題を解決するべく次世代インターネットの研究開発が急ピッチで進められている。[田村浩一郎]

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世界大百科事典内のインターネットの言及

【情報科学】より


[情報科学の進展]
 コンピューター技術の基礎をなすマイクロエレクトロニクスの進展と光通信技術の確立によって,コンピューターは個々人の道具となるまでに普及してきた。それとともに,各個人のコンピューターが巨大なネットワークで世界の隅々までに結ばれるインターネットの世界が実現した。今や,人々は座りながらにして世界中に情報を発信し,また個人のデータベースにアクセスできる。…

※「インターネット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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