逸見東洋(読み)へんみ とうよう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「逸見東洋」の解説

逸見東洋 へんみ-とうよう

1846-1920 明治-大正時代の工芸家。
弘化(こうか)3年10月18日生まれ。京都で刀工の技を修業し,郷里の備前岡山で作刀廃刀令を機に廃業,木彫,漆芸技法を研究して独自の境地をひらいた。漆芸は堆朱(ついしゅ),堆黒,堆白にまでおよんだ。大正9年12月24日死去。75歳。本名大吉。作品に「風神雷神図堆朱香盆」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android