酒井仲(読み)さかい ちゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「酒井仲」の解説

酒井仲 さかい-ちゅう

1770-1830 江戸時代後期の奇行家。
明和7年生まれ。上野(こうずけ)(群馬県)伊勢崎藩主酒井忠温(ただはる)の子。和漢の学に精通し,書画狂歌をよくした。放逸な性格放浪癖があった。十返舎一九(じっぺんしゃ-いっく)の「東海道中膝栗毛」は,仲の道中記膝栗毛」を手本にしてなったという。文政13年1月5日死去。61歳。名は忠輔。号は古調,俳歌堂,卍葉。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android