需要予測

流通用語辞典 「需要予測」の解説

需要予測

将来需要量を予測すること。企業にとっては、仕入、生産資金投資販売などの、あらゆる計画や活動の基礎となる重要な作業である。商品やサービスに関連する需要要因を分析し、需要分析をもとに、市場調査や予測モデルなどよって、需要を予測する。予測年次によって、方法や目的が異なる。販売面でも、事前に需要量を予測し、それにもとづいた科学的・合理的な販売目標を設定することが重要である。テクノロジー発展により、現在では使いやすくなったデータマイニングを活用して需要予測が可能になった。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「需要予測」の意味・わかりやすい解説

需要予測
じゅようよそく
demand forecast

特定の商品の需要動向を決める各種の要因とその需要に与える影響を分析し,これをもとに市場調査や各種の予測結果を考慮して将来の需要を予測すること。企業活動基本となるもので,仕入れ,生産,投資,資金,販売などの計画を策定するのに欠くことができない。種々の手法が総合して用いられるが,近年計量経済学モデルの利用が進められている。

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