デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高岡智照」の解説 高岡智照 たかおか-ちしょう 1896-1994 昭和-平成時代の尼僧。明治29年4月22日生まれ。41年大阪で舞子となり,44年東京新橋にうつり照葉と名のる。自伝をかいて文学芸者とよばれた。のち女優,バーのマダムなどをしながら文筆活動をつづける。昭和9年出家して智照と改名。11年京都祇王寺の庵主となる。瀬戸内寂聴の小説「女徳」の主人公のモデル。平成6年10月22日死去。98歳。奈良県出身。旧姓は橋本。本名は辰子。著作に「花喰鳥」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例