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αβγ理論 アルファベータガンマりろん α-β-γ theory

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

αβγ理論
アルファベータガンマりろん
α-β-γ theory

1948年 R.アルファ,H.ベーテ,G.ガモフの3人によってつくられた宇宙にある元素の起源を説明する理論。宇宙の初めは高温高密度の中性子ガスからできており,宇宙の膨張に伴って一挙にあらゆる元素が合成されたと考える。

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法則の辞典の解説

αβγ理論【alpha-beta-gamma theory】

1948年に,アルパー,ベーテガモフの連名で提出された,元素起源に関する理論.膨張宇宙の初期段階では,高温高密度であるために核融合が容易に起き,次々に重い原子核が生成する.すなわち,宇宙開闢から数分間のうちに大部分の元素がつくられてしまうのだというものである.ただ,これに従うと炭素よりも原子番号の大きな元素の生成が不可能となってしまうため,久しく顧みられなかったが,京都大学林忠四郎の手により大改訂を受けたものは,ヘリウムなどの宇宙存在度の観測事実とよく合致している.

なお,最初はガモフ(Gamow)とアルバー(Alper)だけの研究であったが,ガモフが論文投稿の時点で,親友だからということで勝手にベーテ(Bethe)の名を執筆者に加えたのだということである.ベーテは後に一部の詳しい再計算を行って共同研究者としてきちんと責務を果した.

出典|朝倉書店
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世界大百科事典内のαβγ理論の言及

【宇宙】より

…当時までの膨張宇宙論は,デ・シッテルやA.S.エディントンを初めとした相対論的宇宙論の数学的研究であり,中身の物質や放射にはほとんど目が向けられなかった。フリードマン・モデルに立って内容物の進化,すなわち宇宙の進化と本格的に取り組んだのはG.ガモフで,ビッグバン直後の熱い宇宙における元素の起源を論じたαβγ理論(1946ころ)もその一つである。ガモフが採った熱い宇宙が実証されたのは,3K宇宙背景放射が検出され,それが黒体放射であることが確かめられたからである。…

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