【せん】淵の盟(読み)せんえんのめい

百科事典マイペディア 「【せん】淵の盟」の意味・わかりやすい解説

【せん】淵の盟【せんえんのめい】

中国,とが1004年に結んだ盟約。南下した遼の聖宗の軍と,北上した宋の真宗の軍が【せん】州(【せん】淵,河南省)で対陣和議が成立して,宋は遼に絹や銀を毎年贈り,兄弟の交わりを結び,宋・遼の国境保全互市を通じることなどをきめた。この後,平和が続き,両国は繁栄した。
→関連項目濮陽

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