【ひ】水の戦(読み)ひすいのたたかい

百科事典マイペディア 「【ひ】水の戦」の意味・わかりやすい解説

【ひ】水の戦【ひすいのたたかい】

中国で,383年東晋()の謝玄が8万の軍を率い,南下した前秦()の苻堅(ふけん)の大軍90万を安徽省淮河(わいが)の支流【ひ】水で破った戦い。中国の統一をめざした苻堅の野望がくじかれ,前秦は滅亡,各民族の国家が乱立して華北は再び大混乱となった。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android