アメリカ古典期文化(読み)アメリカこてんきぶんか(その他表記)ancient cultures of the American continent

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アメリカ古典期文化」の意味・わかりやすい解説

アメリカ古典期文化
アメリカこてんきぶんか
ancient cultures of the American continent

アメリカ大陸における古代都市文明 (300頃~1000頃) 。古典期は集落規模の拡大による都市文明の開花期で,都市化に伴う人口の集中と労働力の増大は,これを統御し,指導教化する支配層の出現,専門的職業の分化,交易組織の拡大を促した。文化的にはピラミッド状基壇と巨大な神殿の造営,美術,工芸の高度の発達,天体観測,暦の作成,象形文字と数字計算,時間観念の発達などが特色。代表的なものにマヤ文明,テオティワカン文化,大規模な神殿建築,灌漑工事,陶芸,染色,冶金の技術にすぐれた南アメリカアンデス地帯の文明,特にモチーカ文化,ナスカ文化,先インカ文明の中心,ティアワナコ文化がある。

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