20世紀西洋人名事典 「アルバートコーツ」の解説
アルバート コーツ
Albert Coates
1882.4.23 - 1953.12.11
英国の指揮者。
ロシアのペテルブルグ生まれ。
1902年にライプツィヒ音楽院に入学し、チェロとピアノを学び、指揮をニキシュに学んだ。’06年にエルバーフェルトを振り出しに、ドレスデンなどで指揮をした後、’19年にロンドン交響楽団の常任指揮者をとなり、ホルストの「惑星」などイギリスの新しい曲に取り組み、またプロコフィエフやラフマニノフなどを紹介した。’23年からはロチェスター・フィルの音楽監督を務め、晩年は南アフリカに移住し、ケープタウンで死去した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報